金持神社は古事記でも最初に登場される天之常立尊を主祭神としています。金持郷は昔、黄金より勝ると言われた「玉鋼」の産地で、原料の砂鉄が採れる谷を多く所有し、鉄のことを「かね(=金)」と読んでいたことから、金の採れる谷を多く持つ郷「金持」と呼ばれるようになったと伝えられています。
金持神社境内には鳥取県名木100選中、サワラ、チャンチンの二本があります。サワラは神社の遷宮の際に屋根のコワ材として利用する為に植えられたものと考えられています。チャンチンはセンダン科の薬木で、果実は目薬に用い、先人が鉄生産の予防薬として中国より取り寄せたものと考えられています
観光物産館金持神社札所(売店)では、金持神社の縁起物、「黄色いハンカチ」や「金持神社の棚からぼた餅」の他、日野町の特産品を販売しています。また、愛用され使わなくなった財布をお祓い、お焚き上げする「財布お祓い」(要予約)を年4回行い、お祓い後は印として「金の素」を送付しています。
米子自動車道「江府IC」から車で約20分
伯備線根雨駅から車で 約7分