日本を代表する写真家、植田正治の作品、約1万2千点を収蔵・展示する植田正治写真美術館は、大山のふもと「大原千町(おおはらせんちょう)」のど真ん中にあります。写真館の外観は植田の代表作「少女四態」をモチーフにして建築家・高松伸氏によってデザインされたものです。国立公園大山をバックにした、この素晴らしいロケーションの中に凛とした空気を放ち、独特のスタイル「植田調」を建築物自身が表現しているようです。館内には年間を通して植田正治のモダニズムあふれるオリジナル作品を展示しているほか、日本最大級の大型カメラレンズの展示も見学できます。館内から望む大山は、水面に逆さに映しだされる「逆さ大山」を再現しています。