トピックス

観光ニュース

光の鏝絵

鏝絵が密集する“光(みつ)”

琴浦町の光地区には、”鏝絵(こてえ)“のある家が数多くあります。48戸の集落のうち24棟に鏝絵が施されており、かなりの密集度です。これだけ密集しているのは全国的にも珍しいです。光地区を歩けば、左官職人が作り上げた芸術品が次々と現れます。そして、鏝絵は縁起の良いものが絵柄になっています。

左官職人の技“鏝絵”

江戸末期から昭和初期に庶民の建築文化として全国的に流行していたといわれ、左官職人が漆喰壁に、鏝で福神や動物、植物などの浮き彫り模様を塗り、絵画的、装飾的に付けたものを言います。家紋や文字より華やかで蔵にもよく見られるので、「蔵飾り」とも呼ばれています。

縁起の良い鏝絵の絵柄が持つ意味

鶴と亀…「鶴は千年、亀は万年」といわれ、長寿の象徴としてよく描かれている。鯉の滝登り…中国では、「龍門の滝」を登ることに成功した魚だけが龍に変身できるという言い伝えがある。波・火事除けのシンボルとして大変多く描かれている。

ページの先頭へ